あんしょくの航海日誌

旅行記とか趣味に関して書くと思われ

レゴ E2系新幹線(200系カラー)

レゴブロックでJR東日本 E2系新幹線 J66編成(200系カラー)

を製作したので重い腰を上げてブログを書くことにしました.1年ぶりのブログ記事,LEGO作品としては2年ぶりとなります.日誌じゃなく年史じゃん

この車両は東北新幹線上越新幹線で使用されているE2系東北新幹線開業40周年を記念して200系(開業当時の車両)のカラーリングに塗り替えたものです.

 

塗装の様子(JR東日本公式より)


www.youtube.com

 

E2系のシンプルな車体形状に緑色の帯が映えてとてもカッコいいと思います.

そしてなにより通常塗装に比べてレゴで作りやすい

時間・財力の都合から,今回は実車10両編成のうち5両を抜き出して製作しました.

各車ごとの解説

E223-1016(東京方先頭車)

まずは先頭車です.E2系のシンプルな,悪く言えば特徴のない形状を再現するのに苦労しました.

4スタッド幅のフロントガラスにプレートで肉を盛っていく形で先頭形状を作っています.そのため6スタッド+1プレート(4スタッド+左右3プレートずつ)幅という特殊な車体幅になりました.125系も7.6幅だったし変な幅のトレインを作る才能があるのかもしれない.全長は幌を含めて約35スタッドです.

上図のように1ポッチ・斜め接続の塊ですがなんとか輸送に耐える強度を確保しています.

E226-1216(パンタグラフ付き中間車)

この車両は実車では4号車に当たり,東京方の屋根上にはパンタグラフ,反対側には特高圧引通線(架線から取った電気を別の車に渡すための線)があります.

またレゴトレイン的にはモーター車であり,2基のトレインモーターとPF受光機を搭載しています.PF受光機のため屋根には2x2の穴が開けられています.

全長は幌を含めて34スタッドです(中間車全て同じ)

E225-1416(中間車)

実車では5号車に当たるこの車両は屋根上に先ほどの特高圧引通線の接続部分があります.トイレ・洗面所や車内販売の準備室が設置されているため,車端部のスペースが広く取られています.折角広い場所が空いているので鉄道開業150周年のロゴを貼ってみました.(JR東日本LEGOスタンプラリーの景品シールを切り取ったものなので,一応公式?)

実車にはないステッカーですがかっこいいので気に入っています.

レゴトレイン的には電源車です.車体強度の都合上モーター車にバッテリーboxを積むことができなかったので,こちらの車両に搭載しました.

屋根から電源ボタンを直接押せる構造にしていますが,ボタン部分が微妙に凹んで見栄えが悪いのでそのうちただの屋根にすると思います.

モーター車と電源車が分離しているため,2両はケーブルで接続されます.実車と同じようにケーブルが通るのは個人的に気に入っているのですが,2両セットで持ち運ばないといけないので取り回しづらいです.

E215-1016(グリーン席中間車)

実車での9号車はグリーン車となっています.この車両も広く取られた車端部にトイレ・洗面台と乗務員室が設置されています.また車いすでの利用に対応するため乗降扉の幅が広くなっています.

レゴトレイン的には特に何の役割も負っていないのですが,側面のタイル分割が一番綺麗にできたと思います.

E224-1116(新青森方先頭車)

実車での10号車,新青森方の先頭車です.1号車とほぼ同じですが乗降扉が車いすに対応した幅広のものになっています.

 

その他全体的な話

中間車3両は屋根を簡単に取り外せるようにしています.この構造はながにさんのE531系から着想を得ました.

整備・運用がとてもやりやすいので今後の作品でもそうしたいと思います.

屋根上の新濃灰のラインは作業員用の滑り止め,黄色の部分は車端部の警告(車両の隙間に落ちないようにするため)らしいです.差し色として作品イメージを引き締めるのにも一役買っています.

長くなりましたが佐倉ユーカリで撮ったこの写真で〆たいと思います.

最後まで読んでいただきありがとうございました!